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第3回渋谷環境シンポジウム
日時:2020年2月15日(土) 14:00〜16:00
場所:國學院大學渋谷キャンパス総合学修館
登壇:
環境漫談師
林家まる子・カレー子さん
國學院大學経済学部教授
古沢広祐さん
渋谷区ふれあい植物センター園長
宮内元子さん
渋谷区の将来像を環境面から実現していくための「渋谷区環境基本計画2018」。その啓発を目的に、本年度3回目となる「渋谷環境シンポジウム」が2月15日、國學院大學総合学修館で開催されました。
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当日は少し肌寒い中であったにも関わらず、42名の市民の方々が参加。
今回は基調講演として、“環境漫談”という新ジャンルで活躍されている漫談師、林家まる子・カレー子さんを迎え、楽しく行える日常での環境配慮活動について学ぶことができました。
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パネルディスカッションでは、國學院大學経済学部教授の古沢さん、渋谷区ふれあい植物センター園長の宮内さんも登壇。
私たちの生活は森と密接に関係していること、また気候変動も森に起因していることなどが語られます。
また、防災士でもある林家まる子・カレー子さんは、暮らしのためのエネルギーを得るために森を伐採し、今では住みづらい環境になってしまった、とある島の実例を紹介、来場された皆さんは真剣な面持ちで聞き入っていました。
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持続可能な都会での生活を形づくるための課題や可能性について、経済学、植物生態学そして漫談という異色の分野からそれぞれ意見をいただき、普段忘れがちな“森”や“自然”を意識した生活が大事であることを来場者の皆さんと共有することができた、意義のあるシンポジウムとなりました。