「みらいの図書室」でキッズスターと白洋舎が ごっこランドのクリーニング体験の ワークショップを実施

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公益財団法人日本財団の助成のもと行う、子ども第三の居場所『みらいの図書室』にて、渋谷区の子どもたちを対象に、渋谷区に本社をおく株式会社キッズスターと株式会社白洋舍(以下、「白洋舍」)と共創して、「ごっこランドの『クリーニング体験』」のワークショップを7月17日(水)に実施しました。

ワークショップ概要

このワークショップは、渋谷区に暮らす子どもたちを対象に、未来への関心や共感性、生き抜く力を高めることを目指す地域支援事業「みらいの図書室」にて実施され、15名以上の子どもたちが参加しました。

1.クリーニングのお仕事と洋服を長く着ることの大切さを学ぶクイズ
白洋舍の小川さんから、クリーニングと洋服を長く着ることの大切さについて、クイズが出題されました。子どもたちは、一生懸命考えながら、正解と思う方に手を挙げていました。廃棄衣類が日本でも毎年アフリカゾウのオス約10万頭分の重さの服が捨てられていると聞き、驚きの声が上がっていました。

2.3つの実験でクリーニングのお仕事体験
【実験1】水洗いとドライクリーニングの違いを知る実験
水とドライクリーニング溶剤が入ったビンの中に、洋服の形に折った折り紙を入れて振り、変化を見る実験です。水に入れた折り紙は形が崩れましたが、ドライクリーニング溶剤に入れた折り紙は、子供たちがたくさん振っても、形を保っていました。洋服の洗い方に種類があること、洋服に合った洗い方が洋服を長持ちさせるために大切なことを知りました。また、子供たち自身が着ている服に付いているタグに洗い方が書かれていることを、初めて知った子がたくさんいたようです。

【実験2】はっ水加工の実験
クリーニングの後に、はっ水加工した布と、はっ水加工していない布を、水に付ける実験です。はっ水加工をした布は、何度水に付けても濡れず「なんで~!?」「不思議~!」と、大盛り上がり。水玉を乗せて上手に転がす子もいました。布を持ち帰ることが出来ると聞くと、「おうちでもやってみる!」と、喜んでいる子が多くいました。洋服にはっ水加工をつけたり、はっ水加工が弱くなった洋服にはっ水加工をつけなおすことで、洋服を長く着られるようにできることを学びました。

【実験3】シミ抜き実験
油のシミを落とす液と水を使って、布につけたシミを下に敷いてあるタオルに移します。シミの種類に合わせた液を使わないと移らないため苦戦している様子でしたが、徐々にコツを掴んでいました。布のシミを全て落とし、「もっとやりたい!」、という子もいるほど、熱心に取り組んでいました。

3.「ごっこランド」のクリーニング体験で復習
「ごっこランド」のゲームでクリーニングの工程を学んだりシミ抜きを体験し、楽しみながら白洋舍のデジタル職業体験で復習しました。

最後には、白洋舍の公式キャラクターである「ヨーシャ」が登場し、お土産として「ヨーシャ」のぬいぐるみと、「ヨーシャ」の刺繡入りタオルが配布されました。

また、夏休み直前ということで、自由研究用のワークシートも配られ、充実の1時間となりました。
講師として参加した白洋舍の小川さんは、「ワークショップを通じて、クリーニングの仕事はもちろん、お洗濯の科学に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。」 と想いを語りました。

 

子ども向け社会体験アプリ『ごっこランド』について 
https://www.kidsstar.co.jp/gokkoland
キッズスター独自開発・提供の『ごっこランド』は、子どもたちが大好きな “ごっこ遊び” を通して、インタラクティブに “社会のしくみ” が学べる無料の社会体験アプリです。利用者は、子育て世代(ファミリー層)の約3分の1にのぼります。

株式会社キッズスターについて
https://www.kidsstar.co.jp
株式会社キッズスターでは、“社会のしくみ” がゲームで楽しく学べる無料の社会体験アプリ『ごっこランド』をはじめ、「子どもが夢中になれる」体験を創出するプロダクトづくりの一環として、多彩な知育・教育アプリや、親子で一緒に楽しめるメディア『ごっこランドTimes( https://gokkoland.com )』を提供しています。

株式会社白洋舍について
https://www.hakuyosha.co.jp/
白洋舍は、1906年(明治39年)、創業者五十嵐健治が「世の中にご奉仕できる仕事がしたい」という想いから、日本橋呉服町に開業しました。翌年、日本で初めてドライクリーニングを開発、以来、一般家庭向けの衣類のクリーニングはもちろん、リネンサプライやユニフォームレンタル、ハウスケアなど、生活環境にかかわる幅広い分野で企業活動を行っています。

【子ども第三の居場所 『みらいの図書室』拠点とは】 
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
『みらいの図書室』は、子ども第三の居場所コミュニティモデルとして、主に小学生を対象に宿題のサポートに加えて様々なデジタルツールを活用したクリエイティブプログラムや、SDGs 視点での社会教育、実験、体験学習のプログラムを提供し、未来への関心や共感性、生き抜く力を高めていくことを目的とした地域支援事業です。