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2019.11.11
5Gでつなぎワクワクを共有する学びの場。「渋谷×広島 5G遠隔ダンスレッスン」【レポート】

渋谷×広島 5G遠隔ダンスレッスン
2019年11月9日(土)13:00〜14:30
@ 渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟) 15階 SHIBUYA QWS
/イノベーション・ハブ・ひろしまCamps


11月9日、渋谷未来デザインと広島県、株式会社NTTドコモが連携した取り組みとして、渋谷と広島を接続し、 渋谷の中学生と広島の中学生を対象として第5世代移動通信方式(5G)を活用したあたらしいかたちのダンスレッスンを行うイベントが開催。

11月1日にオープンした渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)の15階に位置する会員制の産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」と 、広島県のイノベーション・ハブ・ひろしまCampsが、最新技術によってひとつなぎの学びの場となりました。

日本の人口減少にともない、専門家の数が足りないことが課題となっている教育現場。特に2012年から必修科目となったダンスは、教育者が少なく、5G通信を使った遠隔での授業の導入が検討されています。

今回の取り組みについて、長谷部健 渋谷区区長は「行政同士でつながることで、渋谷と広島らしいイノベーションができるのではないでしょうか。教育だけでなくいろいろな分野に活用していければ」と語ります。

また講師である広島県出身のダンサー Shingo Okamotoさんは、自身の少年時代を振り返りながら、遠隔授業に対して期待を語ります。「僕がダンスを始めた小学生の頃は、授業を受けたい先生に会いに行くことなんてできなかった。今日、離れた場所でみなさんと一緒に踊れることにワクワクしています」。

レッスンに参加したのは、渋谷と広島の中学生の有志たち。5G回線を使用したほぼタイムラグがない状態で快適で刺激的なレッスンが進みます。

また今回のレッスンでは「Free View Point Tube」という最新技術も導入。これは遠隔地にある被写体を、端末を通して360度自由な角度から見ることができるという4D動画配信ソリューション。たとえば普段は見られない後ろ姿など、Shingo Okamotoさんのダンスをあらゆる角度から見ることができ、参加者も興味津々な様子。あたかも目の間に講師がいるような感覚で、あるいはそれ以上の体験として、ダンスを学ぶことができました。

レッスンでは、渋谷から広島へウェーブをつなぐような振り付けが取り入れられるなど、遠隔である特性を楽しむことができるプログラムも。

広島からの参加者は、「東京は遠いイメージがあったけれど、一緒の場所でレッスンができているみたいで新鮮な気持ちを味わえた」と目を輝かせていました。一方、東京の参加者からは「今後もこんなふうに全国の仲間達とレッスンが受けられたら」との声も。

距離が離れていても気持ちや雰囲気を分かち合いながら行われる遠隔授業、今後も継続的な取り組みに期待が寄せられます。


<ダンスレッスン監修>
岡本 和隆| 広島県出身。ダンサーとしてダンスショーや振付などで活躍したのち、東京都内公立中学校保健体育教員となる。


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