6月20日、TOKYO CULTURE CULTUREにて、渋谷未来デザインの会員企業・団体の皆様、および、関係企業・団体の皆様をお招きし、2023年度事業説明会を実施しました。
約100名様以上の方々にご来場いただき、FDSが進める各プロジェクトに込めた思いやビジョンの共有と、また、ご来場の皆様同士のミートアップなど、盛況で有意義な場となりました。
INDEX
– 小泉代表理事・長田理事 挨拶
– FDS各プロジェクトのご説明
(プレゼン時の資料PDFも参照いただけます)
– 新会員企業の皆さまのご紹介
– 2022年度 受賞プロジェクトのご紹介
– ダイキン松本様 × FDS長田 クロストーク
– 長谷部 渋谷区長からご挨拶
– 長澤理事・Future Designer 佐藤夏生さん 林千晶さん 澤田副区長ご挨拶
– Next Generations パフォーマンス
– 締めのご挨拶
渋谷未来デザインの各プロジェクトへの参画方法や
プロジェクトの詳細についてなど
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代表理事 小泉秀樹よりご挨拶
「今日この場があたらしいコラボレーションを生むきっかけになれば」
理事・事務局長 長田新子よりご挨拶と2023年度の方針説明
会員企業との共創事例や、FDSのプロジェクトへの具体的な参加方法についてなどを中心にお話ししました
渋谷未来デザイン 金山・小金よりソーシャルイノベーションウィーク(SIW)事業について説明
「今年のSIWは、『ネットワーキング』『学生連携』『ダイバーシティ』を軸にバージョンアップしていきたい」
渋谷未来デザイン 山羽より学生連携のプロジェクトについて説明
「本年度より本格的に、学生がFDSのプロジェクト運営に参加できる仕組みをつくりました。学生のポテンシャルを活かして企業と共にイノベーションを起こしていきたい。学生との連携を検討している会員企業の方はぜひお声がけください」
渋谷未来デザイン 森田より渋谷5Gネターテイメントプロジェクトについて説明
「今年度は『メタバース』『AR/XR』『NFT』の3つを渋谷の街と掛け合わせ、街の課題解決や発展に寄与できるような共創プロジェクトを行なっていきたい」
渋谷未来デザイン 秋葉・中村よりプレイグラウンド事業について説明
「街や公園におけるスポーツの可能性を拡張していきたい」
「ストリートスポーツの次世代の皆が、出会い、輝き、育ち、学び合う場を創出していく」
渋谷未来デザインの各プロジェクトへの参画方法や
プロジェクトの詳細についてなど
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渋谷未来デザイン 山本よりササハタハツまちラボのプロジェクトについて説明
「今後も引き続き、地域と企業・団体とのマッチングによりコミュニティを育んでいきたい。ご興味のある企業様はぜひご参画ください」
渋谷未来デザイン 沢田よりもしもプロジェクトについて説明
「今年度は『TOKYOもしもフェス渋谷』の開催に加え、年間を通じて、子どもたちの防災学習や来街者への啓発広告の掲出など、多角的に取り組みを行なっていきたい」
渋谷未来デザイン 斎木より子ども第三の居場所「みらいの図書室」について説明
「このプロジェクトはすべてのFDS会員企業の方々に参画いただけます。子ども向けのプログラムをお持ちの方、自社の仕事を子どもたちに伝えてみたい方、あるいは個人で趣味や特技をお持ちの方、皆さんと共に子どもたちへプログラムを届けられることをたのしみにしています」
渋谷未来デザイン 小林よりWomen’s Wellness Action from Shibuyaについて説明
「今年度は“働く女性のウェルネス向上”を目的に企業サポーターを募集しています。プロジェクトの共創を通して得た知見や経験を自社へ持ち帰り、従業員の意識向上や、女性も男性も心地よく働ける場づくりなどに活用してほしい」
渋谷未来デザインの各プロジェクトへの参画方法や
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続いて、今年度より会員企業として参画いただいた各社の皆様をご紹介。
株式会社Mawari 谷田部丈夫様
朝日放送グループホールディングス株式会社 清水淳様
株式会社ゴールドウィン 山屋光司様
株式会社TOKO 三浦あゆみ様
Super Massive Global株式会社 内藤慎人様
続いて、FDSとの共創事業で賞を受賞をしたプロジェクトを紹介。
スマドリ株式会社 元田済様
「スマドリバー渋谷」は日本マーケティング大賞 グランプリを受賞しました。
「受賞理由はふたつあり、ひとつは“ダイバーシティ”、もうひとつは“コレクティブインパクト”。FDSのプラットフォームを活用して、産官学地域での連携により不適切な飲酒を撲滅していく活動も評価された」
KDDI株式会社 中馬和彦様
「バーチャル渋谷」は小学館DIMEトレンド大賞 金賞、The WEBBY AWARDS 2022 Webby Winner、MAD STARS 2022 Crystal賞、LONDON INTERNATIONAL AWARDS 2022Gold賞の4つの賞を受賞しました。
「バーチャル渋谷は“渋谷”という旗頭でメタバースをやったからこそ人が集まってくれたのだと思う。渋谷という街はそれをプラットフォームとして横のつながりをつくっていける、世界ともつながっていけるのが魅力だと思う」
続いては、これまでFDSと様々な取り組みを行なっているダイキンHVACソリューション東京株式会社 松本賢治様とFDS長田のクロストーク。
「2019年からFDSの会員企業として参画し、コロナ禍には渋谷区内のライブハウスへの空気清浄機の設置など、FDSを通じて渋谷区との取り組みを行なってきた。また、SIWでもいわゆる商品展示のような取り組みを行なってきた」
しかし、その後2022年のSIWは松本さんにとっても大きな転機になったのだそう。
「SIW2022で気候変動に関するセッションで登壇しました。そこで得たものは、いわゆる企業目線のPRができたということにとどまらず、若手社員が個人として社会に対して何ができるのかという部分の勉強ができ、成長させてもらったことは非常に大きかった。
そして、SIW2022のトークセッションで話したアイデアが、なんと翌年6月には渋谷区のCO2削減のための施策『省エネ家電買取キャンペーン』として実現したことに感動した」
対して長田は、「最初は商品を売るということを意識されての参加だったのが、今では若手社員を連れてきたり、地域に対して企業がどう向き合うべきかということを考えられたりと、FDSの活動に参加していただくなかでの松本さん自身の変化も大きいと感じる」といいます。
また松本さんは、「今後は、多様性を誇る渋谷の街にダイキンのテクノロジーを加えて、“街の健康状態”の可視化する『ダイキン×シブヤ プロジェクト』をFDSに伴奏していただきながら推し進めていきたい」と、近い未来に向けての具体的なビジョンについてもお話しされました。
続いては、渋谷未来デザインの発起人でもある長谷部 渋谷区長からのご挨拶。
「これから20年かけて渋谷区内の学校22校を建て直していく。その際、学校を地域に開放し、地域に根ざした場に変えていきたい。あたらしい学校では今までの学びを見つめ直して、最先端の教育コンテンツを入れていくにあたって、皆さんが持っているリソースや技術を掛け合わせて共創していけるといい」
「子どもの少ない学校では部活動が充実化できないという実情があり、部活を地域型にしていくということも『渋谷ユナイテッド』とともに引き続き注力していきたい。またそれにあたってこちらもアイデアやリソースで協力できる企業があったらうれしい」
「インバウンドが増えてきた昨今、テクノロジーを活用して、行政が苦手な“外国への発信”の面を手伝ってもらえたら」
「…というように、渋谷未来デザインの会員企業の皆さんに関わっていただけるかもしれない部分は意外とあると思う。渋谷未来デザインの場のような、人と人とのつながりでアウトプットにつながっていくことは多い。もちろん人とのつながりで全国規模の大きな取り組みをつくるのは難しいものだが、渋谷でアウトプットをするには、いわばそうした“マイナーリーグ”的なつながり方で何かを生み出していくのは効果的。さらに、渋谷でアウトプットすると街の性質上、“メジャーリーグ”的な扱いを受けられがちなもの。この街にはそういうパワーを感じている。
渋谷が変わると東京が変わって世界が変わる、というように、小さなことからこの街の可能性をかたちにしていくと、世の中を動かすことにつながる。ぜひ高い志を持って渋谷未来デザインとの協業を進めていただきたい」
その後、歓談にあたり、渋谷未来デザインの理事を務める、西武信用金庫常務理事 長澤貴淑様よりご挨拶
「渋谷未来デザインは皆さまの熱い思いをしっかりと受け止められる団体になってきていると感じる」
続いて、渋谷未来デザイン Future Designerからのご挨拶
EVERY DAY IS THE DAY 佐藤夏生さん
「“新しいかどうか”よりも“欠かせないかどうか”5年後10年後に残っていくために大事なこと。渋谷未来デザインが、今後も街にとってエッセンシャルなアクションをしていけるといい」
株式会社Q0 林千晶さん
「皆さんの近所の公園を見てほしい。ほとんど人がいないか、いるとしたら子ども連ればかり。それは“ダメダメおばけ“がいっぱいいるから。今は公園で花火も焼き芋もボール遊びも“ダメ”、というのが今の公園です。人と人の接点がない公園は廃れていく。いろんな年齢の人たちがいろんな目的で同居する公園というのを渋谷でつくれるといい。そのとき“ダメ”と言わないのをルールに。いろいろ言いたいことがあるけどとりあえず話そう、という場を渋谷でつくれるなら、私もぜひ関わっていきたい」
本日のドリンクの提供は、アサヒビール株式会社様から。
アサヒビールの相川賢太郎様からもご挨拶をいただきました。
乾杯の音頭は、渋谷未来デザイン理事・澤田伸 渋谷副区長CIO。
続いて、ここでNext Generationsのスペシャルパフォーマンスが。
– 出演 –
【Double Dutch】
-REG☆STYLE-
(KO-YA / KAI / YUI / KEITA NAKAMURA / KENGO)
-Next Generations-
SHU BOY
【Breaking】
-Next Generations-
Bgirl YUMETO
【Freestyle Football】
GYOZA
パフォーマンスの熱気も収まらぬなか、懇親会で交流を深めていただき、
締めのご挨拶は、東急株式会社 関 光浩様。
「FDSで様々なプロジェクトが日々進んでいることを心強く思う。我々も渋谷エリア全体が盛り上がっていくことに寄与していきたい」
最後に、長田理事・事務局長よりお礼のご挨拶。
今回はFDSのメンバーそれぞれの顔もお見せできた良い機会にもなりました。今後とも、それぞれのプロジェクトにおいてパートナーの皆様と連携・共創しながら、渋谷の街の発展に寄与できるよう進んでまいります。
本年度も渋谷未来デザインをよろしくお願いいたします。
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