公益財団法人日本財団(以下:日本財団)の助成のもと行う、子ども第三の居場所「みらいの図書室」の23年度参加児童及び協力パートナーの募集を開始しました。
プロジェクト概要
みらいの図書室は、様々な環境の子どもたちが集まり、未来への関心や共感性、生き抜く力を高めていくことを目的とした地域支援事業です。
毎週火曜日から木曜日、放課後の宿題サポートに加えてデジタルツールを活用したクリエイティブプログラムや、SDGs視点での社会教育、実験、体験学習のプログラムを実施。学校でも家でもない、安心して過ごせる居場所を築くとともに子どもたちの好奇心や創造性をより豊かに育むことを目指していきます。
プログラム展開
みらいの図書室では、「自分(わたし)のみらい」「まち(渋谷)のみらい」「地球のみらい」3つの視点からプログラムを構成しています。
22年度までの実施プログラム (抜粋)
・天気のふしぎ
気象や環境について、気温や天気の変化など身近なことから学ぶ体験型学習プログラムです。
月1回、気象予報士によるによる実験や工作、発表などのワークショップを中心に、気候変動などSDGsへの好奇心や興味を育むことを目指します。
・プロジェクションで遊ぼう / 何でもスキャニング
3Dスキャナー、3Dプリンター、プロジェクターなどを用い、新しい視点で物事に気づくデジタルファブリケーションを活用したプログラムです。「見る」「知る」「やってみる」「学ぶ」というワークショップを中心に想像力とコミュニケーション力を育むことを目指します。
・ストーリーをつくろう
好きな漫画の感想文を書く、好きなセリフやシーンを発表する、ストーリーを作成するなど漫画を活用したプログラムです。自分で書いた絵や、写真、自分で撮ったポーズなどを使って、4コマ漫画やストーリーを組み立てるワークショップを中心に多様性や自己表現力を育むことを目指します。
・ダブルダッチチャレンジ
渋谷未来デザインが実施する、ストリートスポーツ振興及びマナー向上の啓蒙を目的とし、15歳以下を対象にしたストリートスポーツプロジェクト「NEXT GENERATIONS」事業からのプログラムです。ダブルダッチに挑戦し、練習を重ね最終日にはパフォーマンスの発表をします。スポーツにより勇気や自信、協調性やコミュニケーション力を育むことを目指します。
・見つけよう!「まちいさん(遺産)」
自分たちの住むまちの、特徴あるものを見つけることを通じて、まちへの理解、愛着を高めるプログラムです。「ササハタハツまちラボ」よりまち遺産探検隊にご協力いただき、身近な「まち遺産」を発見し、地図を完成させるワークショップを中心に地域というコミュニティの一員としての意識を育むことを目指します。
・デザイン
身近にあるデザインについて、見て、触れて、考えて、表現していくことを学ぶプログラムです。お絵かきや工作を通じて表現することの楽しさに触れるだけでなく、新しい視点や物事の捉え方を身につけて想像力を豊かにしていくことを目指します。
・遊びと学びの時間
遊びの中には様々な発見や新しい出会いがあります。好奇心が芽生える様々な分野の動画コンテンツを教材として実施するプログラムです。学校の授業とはちがったアプローチで新しい発見を楽しむことを目指します。
23年度児童参加申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdhVUvRRAKTRkmURe6iUUVetcS2wIiOSll7cHD9X-7YXj2rJA/viewform
【お申し込み期間】3月21日(火)まで
【参加可否の通知】3月24日(金)までにご連絡させていただきます。
【募集対象】小学2年生~小学6年生(2023年度)
※2022年度の実施状況を踏まえ、新1年生は9月の追加募集での応募とさせていただきます。
※また応募者多数の場合ご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください。
協力パートナー募集について
みらいの図書室では、子育て・教育に関するプログラムの開発及び提供していただくパートナーを募集しています。
<実施概要>
期間:2023年4月11(予定)〜2024年3月31日
場所:児童青少年センターフレンズ本町 ( 図書室 )
時間:毎週火・水・木曜日の16:00〜17:00の1時間程度
対象:小学2~6年生の最大25名
詳しい内容はみらいの図書室公式ホームページよりご確認をお願いいたします。
皆様のご支援・ご協力をお待ちしています。
https://mirainotoshositsu.jp/
「子ども第三の居場所 みらいの図書室」拠点とは
「みらいの図書室」は、子ども第三の居場所学習・生活支援モデルとして、主に小学生を対象に宿題のサポートに加えて様々なデジタルツールを活用したクリエイティブプログラムや、SDGs 視点での社会教育、実験、体験学習のプログラムを提供し、未来への関心や共感性、生き抜く力を高めていくことを目的とした地域支援事業です。
「子ども第三の居場所」とは
子どもたちが安心して過ごせる環境で、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。
同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に134拠点(2022年10月時点)、2025年度までに全国500拠点の開設を目指しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place