NOVUS FUTURE DESIGN AWARD 最優秀賞を含め6つの受賞作が決定

プレスリリース

2020年11月に実施した『SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA』(以下、SIW)にて発表し、12月から応募受付を開始した『NOVUS FUTURE DESIGN AWARD』の最終審査会を実施いたしました。
最終審査会では、8組のファイナリストによるプレゼンテーションが行われ、6名の審査員による厳正なる審査の結果、最優秀賞を含め、6つの受賞作が選ばれました。受賞作は、今後渋谷区やスポンサー企業とともに、実現に向けてSIWなどでの社会実装を試み、より良い社会づくりに寄与できるよう取り組んでいきます。

開催概要

最終選考会:2021年7月3日(土)
審査員(順不同):
大日方邦子(一般社団法人渋谷未来デザイン フューチャーデザイナー)
澤邊芳明(株式会社ワントゥーテン代表取締役社長)
﨑田 弘(こくみん共済coop専務理事)
長田新子(一般社団法人渋谷未来デザイン理事・事務局次長)
金山淳吾(一般財団法人渋谷区観光協会代表理事・一般社団法人渋谷未来デザインコンサルタント)
牧野圭太(DE inc.Co-CEO)
パートナー企業:大東建託株式会社、こくみん共済 coop〈全労済〉

NOVUS FUTURE DESIGN AWARD 受賞作

最優秀賞、Social Innovation部門賞:「中小企業のためのSDGsアクション発信ポスター」
青山 紀恵さん、はやしだ はなさん、田口 博基さん


こくみん共済 coop 賞、Resilience部門賞:「IMA-IZA MAP」
石塚 勢二さん

Enter Tech部門賞:「Hack Shibuya To Raise Awareness」
長方 詩織さん、牧戸 杏奈さん

Urban Design / People Design 部門賞:「未来の避難経路に関する提言」
岩下 智さん

U19 部門賞:「かばん優先席」
阿部 愛永さん、泉田祥汰さん、羽賀 仁紀さん、松田 悠由さん

いい部屋ネット 賞:「W+C project 車いす×商い」
小川 航輝さん
※書類選考による受賞

今後、実装にむけての具体的な実施検証などを行いますので、受賞案件の詳細については実装開始時に発表いたします。

オーガナイザーからのコメント

渋谷区観光協会 代表理事 金山淳吾
SIW2020ではじめての試みとなったNOVUS FUTURE DESIGN AWARDがようやく最終審査を終え、各賞が決まりました。コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、予定よりも4ヶ月遅れての最終審査になってしまい、関係各位には多くの負担をかけてしまいました。 でも。『アイデア』は無形のものだからこそ、ファイナリストのみなさんから直接、考えを聞き、対話し、そのアイデアに込めた思いや、そのアイデアの先にある未来を共有しながら、審査し、無形のものをアクションに繋げる瞬間を共有したいと思い、リアルでの最終審査会にこだわらせていただきました。ファイナリストに残った8個のアイデアは、どれも日常のふとした気づきに立脚されていていました。それを豊かな発想、多彩な経験で課題解決、可能性創造のプロジェクトへのきっかけを待っているように感じました。 受賞したアイデアも、惜しくも受賞に至らなかったアイデアも、今年のSIW2021で実装できるよう、共創したいと考えています。 そして、今年も、また新たな可能性に出会えることを楽しみにしています。

受賞者からのコメント

最優秀賞受賞、Social Innovation部門賞
青山 紀恵さん、はやしだ はなさん、田口 博基さん
「受賞作は実現に向けて動く実践型アワード」その言葉に勇んで応募しました。書類審査でもプレゼンでも、企画の中身だけではなく、根底にある思い、そして実現可能性を見ていただいていたと感じています。
プレゼン日程が延期になる中、時間をいただけたのだと解釈し、よりデザインを詰めていきました。結果、現時点での「渾身」のポスター見本をご提出することができました。そんな最後の執念も、アイデアや思い、実現可能性をお伝えする手助けになっていたら嬉しいです。オンラインではなく会場でご説明する機会をいただき本当にありがとうございました。
実装に向けてはまだまだ修正、検証が必要だと感じていますが、「絵空事」で終わらせないためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

NOVUS FUTURE DESIGN AWARDについて
社会をよりよい方向に導くアイデアを表彰する渋谷発のクリエイティブコンペティション。渋谷区やスポンサー企業とともに、実現に向けて動く実践型アワードです。応募資格はありません。誰でも自由に参加が可能です。都市や社会を変革し、未来を生みだしていく人材、アイデア、クリエイションを表彰。コミュニケーションやデザインだけでなく、テクノロジーやサービス、研究、コンテンツも含みます。