渋谷未来デザインより年始のご挨拶

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参画パートナー、特別正会員、正会員、賛助会員ほか関連企業の皆様へ

 

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は、パートナー企業様をはじめとする渋谷未来デザインに関係していただいた皆様方には、たいへんお世話になりました。

2021年は、前年に始まった新型コロナウィルス感染症拡大の影響が続くこととなり、緊急事態宣言による外出自粛、ワクチン接種の動き、イベント行事等への自主規制など、世界中の社会情勢や経済状況に大きな影響がありました。
それでも、延期となっていた東京2020オリンピック・パラリンピックが、選手、役員、一部のボランティア以外、ほぼ無観客の状態で開催され、アスリートたちの躍動や活躍は大きな感動とスポーツの可能性を感じさせてくれました。とりわけ、スケートボードやBMXなどの新しい種目における若い世代の活躍は、かねてより、Next Generationsなど、ストリートスポーツの支援に取り組んで来た渋谷未来デザインにとっても、嬉しい結果となりました。

わたしたち渋谷未来デザインも、昨年に引き続き、渋谷区公認「バーチャル渋谷」を活用して、ハロウィーン時の来街自粛のメッセージの発信、バーチャルイベントの充実などを図ることができました。また、SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2021などのイベントにおいては、昨年に引き続き、オンラインによる参加を増やすことで、多くの方々に大きな気づきやメッセージを届けることができました。

また、2021年11月には、工作社より、書籍「変わり続ける!シブヤ系まちづくり」を全国の書店、ネット書店にて発刊いたしました。この書籍は、株式会社日建設計の協力により、貴重な資料や画像を使いながら、渋谷駅周辺のまちづくりに関わった多くの方々にご参画いただき、人にクローズアップしたカタチで渋谷のまちづくりを多様な側面から紹介しています。ぜひ、多くの方々に手にとっていただければと思います。
さらに、渋谷未来デザインが4年前に発足した時には、参画パートナー15団体から始まったパートナー企業が100社を数えることとなりました。これも、多くの関係者の皆さん、パートナー企業の皆様のご理解とご支援の賜物と心より感謝を申し上げたいと考えます。これからも、パートナー企業の皆様とともに、渋谷未来デザインとの協業がより意義深いものとなりますように、取り組みを進めてまいります。

迎えた2022年は、まだオミクロン株をはじめとするコロナウィルス感染状況の動向からは目が離せません。ウィズコロナにおける新たな日常を、細心の注意を払いながら探っていくことが必要になると思います。ではありますが、前を向いて、今できることに取り組むことは、今年も変わらないものと考えます。この世に明けない夜はないと言います。足かけ3年にも及ぶコロナ禍も、いつかは山を越えたと言える時期が来ると思われます。その時に向けて、日々、今できることを着実に積み重ねていきたいと思います。
今年も、引き続き、渋谷未来デザインの取り組みにご理解、ご支援いただきますようお願い申し上げて、新年の御挨拶とさせていただきます。

一般社団法人渋谷未来デザイン事務局長
大澤一雅