多様なアイデアと社会の未来をつなぐ出会いの場を創出し、渋谷から新たな文化・産業を生み出す「SOCIAL INNOVATION WEEK 2025(以下、SIW)」において、より良い未来につながるアクションやアイデアをノミネートし表彰するアワード「SIW IMPACT」(https://www.social-innovation-week-shibuya.jp/impact-2025/ )を実施し、アイデアピッチ/審査会・各部門の授賞式を行いました。
SIW IMPACTの詳細・審査員については特設サイトをご覧ください。
SIW各会場で行われたトークセッションは公式Youtubeチャンネル(渋谷未来デザインチャンネル)で順次アーカイブを公開しています。SIWで出会った新しい学びやアイデアが実装し、よりよい社会につながることをご期待ください。
SOCIAL INNOVATION WEEK 2025 https://social-innovation-week-shibuya.jp
■GOOD IDEA部門
①PLAY GROUND賞/新しい公共空間・公開空地の使い方
②PLAY DIVERSITY賞/もっと楽しい多様性社会
③FUTURE DESIGN賞/未来を可能性でデザイン
「GOOD IDEA」ピッチ審査にてグランプリに選ばれたアイデアは、社会実装に向けて動き出します。
<授賞プロジェクト>
SIW IMPACT-GOOD IDEA- GRAND-PRIX
「渋谷肥料プロジェクト」坪沼敬広さん
<受賞コメント>
この度はGRAND-PRIX/FUTURE DESIGN賞のダブル受賞をいただき、心より感謝申し上げます。渋谷肥料は2019年に、渋谷を「消費の終着点」から「新しい循環の出発点」にシフトできないか?という問いを掲げて誕生しました。これまで多くの皆様にご支援・ご協力をいただく中で、渋谷からスタートした事業が現在は様々な都市や地域へと広がりを見せています。我々の掲げる”Beat Circulation”というミッションのもと、今回の受賞を励みにして、渋谷の皆様と共に、チーム一丸となってさらに前進して参ります。
アクシスコンサルティング賞
「mediavolt」谷口佳穂さん
<受賞コメント>
この度は表彰いただき、誠にありがとうございます。
MEDIAVOLTは、企業の障がい者雇用義務と採用SNS運用ニーズを同時に解決するサービスです。障がい者人材を紹介するだけではなく、雇用後弊社オフィスから企業の採用SNSを運用するトータルサポートを実施し、企業の法定雇用率達成と採用力強化を両立します。
今回の受賞を励みに、「障がい者雇用=即戦力採用」が常識となる社会の実現に向けて邁進してまいります。障がい者が専門スキルを習得し活躍できる環境を創出することで、社会保障依存度を削減し、持続可能な社会保障制度の構築に貢献します。
障がい者雇用を企業の成長エンジンに変え、誰もが能力を発揮できる社会を目指します。
①PLAY GROUND賞/新しい公共空間・公開空地の使い方
「ATARAO Shibuya Lab.」 青木望さん
②PLAY DIVERSITY賞/もっと楽しい多様性社会
「ふるえる スポーツ観戦プロジェクト」DJ TOSHIKIさん
③FUTURE DESIGN賞/未来を可能性でデザイン
「渋谷肥料プロジェクト」坪沼敬広さん
<審査員からのコメント>
EVERY DAY IS THE DAY Creative Director / Co-CEO 佐藤夏生さん
受賞者の皆さまおめでとうございます。ピッチ参加者の皆さまもお疲れ様でした。
まだ誰も気が付いていない、今の世の中にない、皆さんが気づいたもっと未来が明るくなるようなアイデアをピッチしていただきました。僕が大事にしている言葉があります。アンガーイズギフト「Anger is GIFT」今日感じた悔しさを糧にどんどんブラッシュアップしていって良いものを創り上げていっていただけたら嬉しいです。皆さんのアイデアが世の中に広がっていくことを楽しみにしています。
■SHIBUYA GOOD ACTION部門
渋谷を拠点に魅力的な社会の醸成に寄与し未来へのさらなる可能性をもつ活動やコミュニティ
○渋谷特化型コミュニティアプリ「MABLs(マブルス)」
東急不動産株式会社 渋谷事業本部 渋谷運営部 広域渋谷圏価値創 MABLs事業開発責任者 大西里菜さん
2024年2月に日本初のエリア(渋谷)特化型コミュニケーションプロダクト(アプリ)をローンチ。 不動産業界初の取り組みとして、渋谷で働く人・住む人・訪れる人が、職場や世代、立場を越えて交わる都市体験 を設計しています。 オフィス・商業施設・公共空間など、 まちに点在する場所を“つながり”という線で結び、都市における“関係性資本”の可視化・活性化を目指しています。
<受賞コメント>
この度は素晴らしい賞をいただき心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます!
MABLsは去年リリースした渋谷特化型のコミュニティアプリです。開発には約3年の歳月をかけ、「渋谷がみんなの第二の地元みたいになったらいいな」という想いを形にしてきました。渋谷に集う、住む・働く・遊ぶ・学ぶといった多様な人々がもっと自由に、もっと気軽に繋がっていける仕組みづくり、環境をつくっていくことが、結果として都市の価値を耕していけるのではないかと考えています。まだ始まったばかりのサービスですが、ここから100年この街と一緒に育てていきたいと思っています!この賞を励みに来年以降も頑張ります。ありがとうございました。
○都市農地と防災のための菜園協議会「原宿はらっぱファーム」
プロジェクトリーダー 安西美喜子さん
原宿の国有地を舞台に、地域住民・来街者・企業・学生など多様な人が集い活動・交流する「都市型共創ファーム」を展開。農的空間の確保を通じ、環境保全、防災力向上、食育、地域交流を推進しています。コンポストによる生ごみ循環を取り入れ、都市の課題解決に挑むコミュニティ形成と資源循環の新モデルを実験中。原宿から全国、そして世界へ広げていきます。
<受賞コメント>
東京で捨てられている生ごみや木くず、雑草を、地域のつながりを生み出しながら循環させる__そんな都市の新しいあり方を評価いただき、大変光栄に思います。日々の活動は、地域の方々やボランティア、学生など、多くの仲間との協働によって成り立っています。ともに創り上げてくださっている皆さま、本当にありがとうございます。土を耕し、自ら育てた野菜を食べ、資源を循環させ、語り合いながらコミュニティが育っていく。その積み重ねが地域の力となり、さらに世界に誇れる「渋谷」へと育っていくことを願っています。ファーム終了後も、人と自然がつながる新しい都市の姿を創造してまいります。
■GOOD INNOVATOR部門
人の心を動かす行動や姿勢によって社会をより良くすることに寄与しあらたな可能性を拓いている人物
EdFusion 代表 近藤 にこる さん
<受賞コメント>
このたびは素敵な賞をいただき、本当にありがとうございます!私は中学校での起業体験の授業をきっかけに起業に興味を持ち、2日後に全国初の中学校起業部を立ち上げました。
そして中学2年で教育×AIの分野で起業し、現在は大阪・なんばパークスの「HeroEgg」という施設のプロデューサーとして、子どもたちが挑戦できる環境づくりを行なっています!今回の受賞を大きな力に変え、ここ渋谷から日本、そして世界へと挑戦の輪を広げていきたいと思います!
このたびは本当にありがとうございました。これからも皆さんと共に、未来を創る挑戦を続けていきます!
公式サイト:https://ed-fusion.jp/
■GOOD SOLUTION
社会課題解決において革新的な活動により実績を残し今後も持続するプロジェクト
mairuシステム mairuモビリティ
<受賞コメント>
医療と福祉の「移動」という、とても重要でありながらまだ十分には知られていない領域に取り組んでいます。約2年間の試行錯誤を経て、今年10月から東京都内で搬送サービスをスタートしました。この節目のタイミングで、mairuについて「家族や友人に使ってもらいたい」「事業として面白い」といったお声を皆様からいただけたことが本当に嬉しく、励みになりました。心より感謝いたします。移動の安心と選択肢を広げることで、社会課題の解決につながる取り組みをこれからもチーム一丸となって持続的に拡大してまいります。
公式サイト:https://www.mairutech.com/
ノミネートされたすべてのプロジェクトを、SIW公式サイトに公開しています。
GOOD SOLUTION ノミネート一覧:https://www.social-innovation-week-shibuya.jp/topics/793/
SHIBUYA GOOD ACTION ノミネート一覧:https://www.social-innovation-week-shibuya.jp/topics/771/


