やれるのか?スマートシティ渋谷

渋谷データコンソーシアム
久保田夏彦(FDS コンサルタント)
久保田夏彦(FDS コンサルタント)

初回なので自己紹介しておきます。渋谷未来デザインで、スマートシティのプロジェクトを担当している久保田夏彦a.k.a kubotechです。
どうしてkubotechというかというと、それなりにtechieな人生を歩んできたからでして。大学を卒業して最初の職種がSEといえば聞こえがいいですが、要は使えない新人プログラマー。
その後転職したナイキでも最初はシステム部でコンピューターの使い方を指導したり、データベース管理や、ビジュアルベーシックで業務用のアプリを開発したりしていました。
1999年以降はNIKE.JPやNIKEiD, ECサイトであるNIKE.COMの立ち上げに関わるのですが、そこは話すと長いのではしょります。ご興味ある方がいましたら、いつでもご連絡ください。

そんな僕が現在進めているプロジェクトが、スマートシティシブヤ。具体的には渋谷データコンソーシアムをつくり、分科会形式でかなり実行ベースのデータ系プロジェクトを進めています。このコンソーシアムの事務局を、東大の先端研と一緒に渋谷未来デザインがつとめています。

データコンソーシアムのゴールは、渋谷の街にあるデータを用いて*渋谷民の役に立つサービスをつくること。そのためには、ただ企業が集まって会議をしているだけではなく、実際に目に見える具体的かつ動くものを作ることが大切だと考えています。
ビジョンは大きいものの、2020年7月にたちあがったデータコンソーシアムのかかえる最大のチャレンジは、渋谷の街から取得できているデータの少なさにあります。それと既存のデータはなかなかカンタンには使わせてもらえないこと。データも使うには有料の物もあったりしますしね。
その課題を解決するためには
1)データを自ら取り始めるセンサー設置や環境構築のプロジェクトを進める。
2)既存データホルダーにメリットのあるプロジェクト設計する。
3)既存のオープンデータを使ってやれないか考えたり、新規のオープンデータを作る。
というようなアプローチを模索しています。
そうしたデータを根拠にした政策決定だったり、サービスだったりを、コンソーシアムのメンバーのみなさんと沢山世に出していきながら、少しでも渋谷の街を良くすることに貢献していきます。今後は各プロジェクトの具体的な内容を書いていこうと思います。

データコンソーシアムにご興味持っていただける企業、他の自治体や団体の方などいらっしゃいましたら、まずは意見交換からでも、ぜひ渋谷未来デザインまで、ご連絡ください。

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