一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン、KDDI株式会社は、第5世代移動通信システム「5G」時代を見据え、「渋谷の街をエンターテインメントとテクノロジーでアップデートする」をテーマに、渋谷の魅力を発見・発信する「渋谷エンタメテック推進プロジェクトを始動します。
その第一弾として、「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2019」に合わせて、2019年9月12日にARとVisual Positioning Service(VPS)技術を活用し、デジタル情報を持った「バーチャルな渋谷」を「現実の渋谷」に重ね合わせる「デジタルトランスフォーメーション (DX)」の実証実験を実施します。
専用アプリを搭載したスマホを渋谷の街にかざすと、飲食店情報などがARで表示され、さらに空中を浮遊するさまざまなオブジェクトが街を賑やかに彩り、デジタルでアップデートされた渋谷を楽しむことが可能です。
なお、本実証実験は、KDDIが株式会社デジタルガレージとの戦略的提携の一環として2018年より参画したオープンイノベーション型研究開発組織「DG Lab 」と共同で実施します。
本プロジェクトについて、長谷部健 渋谷区長は、
「渋谷区がこれからの20年のまちづくりビジョンとして掲げた渋谷区基本構想において、『あらたな文化を生みつづける街』『文化のスクランブル交差点としてさまざまな文化を掛け合わせていく街』、さらに渋谷で行われる文化活動の現在を世界に向けて絶えず発信していく『創造文化都市』を目指すとしています。
このたび、KDDIの有するテクノロジーとオープンイノベーションを組み合わせることで、渋谷の街の進化が加速できると期待しています。」
とコメントしています。