FDSが主催する「渋谷グッドマナープロジェクト」では、隔週月曜日の朝、賛同企業の有志のみなさんで渋谷センター街の清掃活動を行っています。
なかでも、いつもとりわけ元気に参加くださっているアダストリアの小林さんに、一緒にごみ拾いをしながらお話をうかがいました——
——この活動へはどんな思いで参加くださっていますか?
小林 やっぱり渋谷が、みんなにとってきれいで誇れる街であればいいなと思ってます。
私たちは「朝活」って呼んでるんですけど、ただごみ拾いするんじゃなくて、こうやって朝集まって社内外の人たちと話をしながらごみ拾いできるって、すごくいいことだと思います。ぜひもっとたくさんの企業の方が気軽にゲーム感覚でごみ拾いに集まってくれたら嬉しいですね。
——そうですね、FDSの会員企業の方でまだ具体的な関わり方を模索中の方などもぜひ、まずここをファーストステップにしていただくのも嬉しいです。
アダストリアさんとしては、FDSとどのように関わっていただいていますか?
小林 私自身が法人向けのコラボレーション推進部署にいることもあり、ファッションの面からさまざまな企業のブランディングや制服などをプロデュースすることも多いのですが、たとえばこの「渋谷グッドマナープロジェクト」のビブスをアダストリアでデザインさせてもらいました。ごみ拾いをかっこよく、ということで。
アダストリアも渋谷にオフィスをかまえていまして、FDSのみなさんと一緒に渋谷を盛り上げたいという思いもありますし、渋谷から一緒にいろんなことを発信していけると思っています。
——センター街の清掃活動をやってみて、驚いたことは?
小林 きれいな街って、誰かが清掃してくれてるからきれいなんだなって、あらためて気付かされます(笑)。捨てる人と拾う人がいるんだなって、当たり前ですけど。
——アダストリアさんの社員の方がたくさん参加されてますが、みなさんいい顔してます(笑)
小林 そうですね、社内でも人が人をつないで参加してくれたらいいなと思っています。それぞれ来れない日もあるのでみんなで声をかけあって、いつも20〜30人は集まれるようになってますね。
——では最後に、FDSの会員企業のみなさんに伝えたいことは?
小林 本当に、もっとみなさんにこの活動に参加してほしいです。一緒に「朝活」やりましょう。
——企業間のつながりの場としても活性化していきたいですね。
小林 そうですね、我々もこれまで洋服だけしかやってこなかった会社ですけど、近年はいろんな業界との垣根を超えたコラボレーションが始まっています。いま本当にいろんな会社どうしがつながっていく時代だと思いますし、我々もファッションでいろんな業界をサポートできたらと思っています。