渋谷から世界へ、女性の心身の健康課題解決やウェルネス向上のためのメッセージを発信し「女性が自分らしく生きられる社会」を目指す「Women’s Wellness Action from Shibuya (通称:WWAs)」。12月12日(火)に、一般社団法人日本フェムテック協会とともに企業やサポーター向け勉強会「フェムテックとは?〜なぜ今企業に女性の課題解決視点が必要か」を開催しました。
Women’s Wellness Action from Shibuyaとしては初の開催となった勉強会。今回は、昨今耳にする機会の増えた「フェムテック」の基本知識をはじめ、女性の健康課題が社会や企業に与える損失と課題解決の重要性などを、一般社団法人日本フェムテック協会代表理事の山田奈央子氏よりお話いただきました。企業やサポーターの皆様が、改めて女性の健康課題に関する日本の現状と向き合うとともに、その解決策としての「フェムテック」との向き合い方について考える機会をご提供しました。
<開催概要>
日時:12月12日 16:00-18:00
場所:コワーキングサロン SLOTH 渋谷神南 https://sloth.salon
はじめに、Women’s Wellness Action from Shibuya実行委員長で、国際協力NGOのジョイセフにて活動する森田由紀より、ご挨拶のお言葉とともに、3月に実施予定の「ホワイトリボンラン」の概要や、このイベントを通じたメッセージをお伝えいただきました。
イベント詳細:https://white-ribbon.org/white-ribbon-run/
その後、Women’s Wellness Action from Shibuyaの事業目的や、今年の活動内容について、Women’s Wellness Action from Shibuya 実行委員の小林絵仁より報告いたしました。
そして、今回の勉強会のメイントピックである講義「フェムテックとは?〜なぜ今企業に女性の課題解決視点が必要か〜」では、一般社団法人日本フェムテック協会代表理事の山田奈央子氏が講師として登壇。
フェムテックの基本知識や「フェムテック」という言葉が社会に浸透してきた時代背景をはじめ、日本が抱える女性の健康課題の現状やそれによる日本企業への経済的損失などをお話いただきました。講義の参加者が、実際のデータや数字とともに日本社会や企業におけるフェムテックの必要性や、フェムテックが持つ可能性について強く認識できる時間となりました。
講義の後半では、参加者が一般社団法人日本フェムテック協会による検定「日本フェムテック協会認定資格」へ挑戦。山田氏より設問の詳しい解説や説明もいただき、「フェムテック」やそれにまつわる女性の健康課題について楽しみながら学んでいただきました。
講義の終了後は、参加者がそれぞれグループに分かれ、講義の感想や意見を伝え合ったり、自分自身や自分の属する企業がこれから行いたいアクションを互いにシェアいただきました。講義を通して学んだ知識や内容を、よりじぶんごと化していただくことができました。
講義とグループワークのあとは、Women’s Wellness Action from Shibuya副実行委員であり、 一般財団法人渋谷区観光協会 理事 兼 事務局長の小池ひろよより、本日の勉強会の振り返りと締めのご挨拶をいただきました。
最後は、参加いただいた皆様同士でネットワーキングを行いました。女性の健康課題解決やフェムテックに関心の強い企業や組織・個人の方々が繋がり、お互いの課題感を共有したり意見を交換することで、新たな出会いや気づきが生まれました。
これまで、ネットワーキングやディスカッションイベントを中心に実施してきたWomen’s Wellness Action from Shibuyaにとって初の試みとなる勉強会でしたが、女性の健康課題やその解決に向けた新た視点について深く「学ぶ」時間を通し、有益な知見や情報を得られるだけでなく、改めて皆が自分自身の心や体の健康状態と向き合い、新たな気づきやアクションを考えられる機会となりました。
会場協力いただいた株式会社しんか様、講義へご登壇いただいた一般社団法人日本フェムテック協会様、そして参加者の皆さまありがとうございました。