2018.12.08
渋谷ド真ん中でストリートスポーツの若き才能が激突!
『NEXT GENERATIONS powered by G-SHOCK』【レポート】
渋谷駅前の新名所・渋谷ストリーム 稲荷橋広場・金王橋広場にて、ストリートスポーツの未来のさらなる可能性において大きな意味を持つイベントが開催され、約3,000人の観衆が来場しました。週末とあり人通りも多いこのスポットに、ストリートバスケットボールのコートや、スケートボードのランプが出現! そこに集ったのは全国から選ばれた15歳以下のトップ選手たち。道ゆく人たちもつい足を止め、普段は見られない白熱したバトル、しかも次世代を担う若い才能のぶつかり合いに、興奮し観戦していました。
「NEXT GENERATIONS powered by G-SHOCK –ストリートをアップデートしろ!–」
開催日:2018年12月1日(土)11時~16時
会場:渋谷ストリーム 稲荷橋広場・金王橋広場
(一般社団法人渋谷未来デザインは、NEXT GENERATIONS実行委員会として参加)

渋谷ド真ん中から発信する、ストリートスポーツ振興とマナー啓蒙
この日渋谷に集ったのは、3つのストリートスポーツ:スケートボード、BMX フラットランド、ブレイクダンスの、15歳以下のトップ選手たち。全国から各種目8名ずつが選出され、トーナメント形式で白熱したバトルが繰り広げられました。

また、渋谷ストリーム = 渋谷駅からも直結の、あたらしい玄関口とも言えるこのロケーションで、ストリートスポーツの大会が行われることの意義を、参加選手たちはひしひしと感じていたことでしょう。ストリートスポーツというと、人によっては、道端での練習などで来街者や地域住民に迷惑がかかったり…といったイメージを持っている方も多いかもしれません。反対に選手たちにとっては、そうした状況のなか、いかにしたらストリートスポーツの社会的地位を向上させ、地域と一体となって競技を盛り上げていくことができるのか、という課題が常に突きつけられているとも言えるでしょう。
このイベント「NEXT GENERATIONS」は、選手たちにとっては渋谷のド真ん中で胸を張って自身のスキルを披露できる場であり、また、観衆にとってはストリートスポーツへのイメージがポジティブにアップデートされる良い機会になったのではないでしょうか。
渋谷ストリームという場所で日本の未来のトップ選手たちが存分にぶつかり合う、貴重な経験を通して、選手やファンたちは、普段からのマナー意識のより一層の強化 = 地域に理解され迎え入れられることのたいせつさを、あらためて実感したのではないでしょうか。そうした思いは選手たちひとりひとりの、フェアプレイや試合後の清々しい笑顔によく表れているように感じられました。

全試合を終えて、各競技の入賞者への表彰を行った長谷部渋谷区長(ストリートスポーツの選手が、行政の立場の方、しかも“区長”に表彰メダルをかけてもらうということの意味は、とても大きかったのでは…。)は、次のように語りました。
「本日は渋谷の真ん中で、ストリートカルチャーの魅力を存分に楽しんでもらえる機会に恵まれたことを大変嬉しく思います。

先日渋谷はハロウィンがあって、ちょっと良くない部分で話題になりましたが、その時も実は朝5時くらいからボランティアの人たちが集まってきてくれて、8時には普段の渋谷を取り戻して、昼12時には一年で一番キレイな渋谷になっていました。 これはマナーをもって渋谷を愛してくれている人たちがたくさんいるという証拠だと思っています。

是非こうやってストリートで切磋琢磨する方たち、カルチャーを楽しむ方たちにも、同じように渋谷を盛り上げてもらえたら、渋谷を愛してもらえたら嬉しいなと思います。こういった空気がもっともっと広がって、本気で渋谷から世界へ羽ばたき、そして渋谷を愛する人たちが増える、そういった街づくりをしたいと思いますので、皆さんも一緒になって盛り上げていきましょう!」
未来へ向けてアップデートを続けていくべきは、そこでカルチャーを盛り上げるストリートスポーツの側だけではありません。それを受容する街のあり方もまた、彼らとともに考え、相互理解をすることによりアップデートされていくことが必要という、渋谷区の姿勢が表れているようでした。


スケートボード
渋谷川のほとり、金王橋広場に1日限りで立ち現れた特設ランプ。地元のスケーターから、普段は間近でスケボーを見る機会のない通りすがりのファミリーまで、たくさんの観衆が集まり、しかし皆同じように目を輝かせて数々の技に見入っていた。
優勝を決めた池田大暉のランディング。小学校6年生の小さな体で、身長の大きな他の参加者を尻目に淡々と、且つ、のびのびと大技をメイクしていく。スケート歴はより長いと思われる観衆のスケーターたちから「やばくない?」と驚きの声が漏れていた。
デモンストレーションタイムでは、試合のジャッジを務めた第一線のプロスケーターたちと共に、現在世界戦3連覇中の堀米雄斗が圧倒的なスキルを見せつけ、会場を沸かせた。

<出場選手>
【優勝】池田大暉 / 【準優勝】佐々木真那 / 【3位】齋藤丈太郎 / 【3位】本郷真輝 / 佐々木音憧 / 佐々木来夢 / 山附明夢 / 開 心那

<ジャッジ / デモンストレーター>
堀米 雄斗 / 松本 崇 / ⻄宮 ジョシュア / 清野 玲良 / 本郷真太郎


BMX フラットランド
3分間で互いに技をメイクし合い、より多くの、より難易度の高い技を決めた者が勝ち。全国から若い実力者たちが揃い、白熱した試合を展開。
優勝を決めた片桐悠のムーヴ。13歳同士の対決となった決勝戦、一方が長い技をメイクすればすかさず相手も決め返し、巧みな技に会場からは驚きとため息が。
デモンストレーションタイムでは内野洋平が、ハンドルの上に立ち上がったままバスケットゴールにダンクのかたちでぶら下がる、このロケーションならではの遊び心ある大技を決める場面も。

<出場選手>
【優勝】片桐 悠 / 【準優勝】渡辺裕太 / 【3位】佐藤惣叶 / 【3位】豊田和希 / 駒形希星 / 川口朔来 / 森谷天斗 / 本村來夢

<ジャッジ / デモンストレーター>
内野洋平 / 北山 努 / 井谷 雅


ブレイクダンス
唯一の女性選手としての出場となったBgirl Yumeto。キレのある動きで堂々としたパフォーマンスを披露。準決勝にまで駒を進めた。
試合の合間に設けられたデモンストレーションタイムには、世界で活躍する3人のダンサーが登場。ブレイクダンスがユースオリンピックになり初めての金メダルを今年勝ち取ったRAMのパフォーマンスは圧巻。
優勝を決めたのは石川レペゼン、Bboy Haruto。決勝を戦ったBboy Rionと、互いを称え合い美しいスポーツマンシップを見せた。

<出場選手>
【優勝】Bboy Haruto / 【準優勝】Bboy Rion / 【3位】Bgirl Yumeto / 【3位】Bboy Issin / Bboy Ouki / Bboy Fume / Bboy Shidou / Bboy Gin

<ジャッジ / デモンストレーター>
TAISUKE / KATSU1 / RAM


他にも…
バスケットボール 3 x 3のエキシビジョンマッチや…
未来の一流選手のためのワークショップも開催され、世界レベルのトップランナーから直接手ほどきを受け、楽しさを学ぶ貴重な機会に。